1999「BABY V.O.X (ベイビーボックス)- Come Come Come Baby」の解説

1999「BABY V.O.X (ベイビーボックス)- Come Come Come Baby」の解説

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1999年、新たにカン・ミヨンより年下で15歳のユン・ウネがメンバーとして加わり、解散までの「BABY V.O.X (ベイビーボックス)」のメンバー補充はここに完結する。

そのユン・ウネの魅力が加わったベビボは、同じくキム・ヒョンソクプロデュース体制(5集まで続く)で3集を発表、SES、ピンクルとの差別化を図るため、まだアイドルが足を踏み入れていなかった『セクシーさ』をコンセプトに活動する。

上半期は“Get Up”が首位に、下半期は“Killer”が大ヒット、ここに第1期黄金期を迎える。輝かしい成績をおさめた99年はクリスマスアルバムに“赤鼻のトナカイ”で1曲参加したり年末の10大歌手にも選出されたりアイスクリームのCMにも出演している。

1999「BABY V.O.X (ベイビーボックス)- Come Come Come Baby」の解説

3集メンバー

  • キム・イジ(김이지 )
  • イ・ヒジン(이희진)
  • シム・ウンジン(심은진)
  • カン・ミヨン(간미연)
  • ユン・ウネ(윤은혜)NEW

1999「BABY V.O.X (ベイビーボックス)- Come Come Come Baby」について

SESとピンクルがデビューしたおかげで、韓国はじまって以来の第1次ガールズブームが巻き起こり「社会現象」となった。

それは日本における1970年代アイドルブームでの天地真理やピンクレディのように、キャラクターの自転車や文具が膨大に作られたことがそれを証明していた。

そんな中、ベイビーボックスは前年”ヤヤヤ””Cange” の大ヒットによりSESとピンクルに続き、3番人気に踊りでた。

ユン・ウネの加入

一躍人気グループとなった「BABY V.O.X (ベイビーボックス)」は、年齢詐称で1月に脱退したイ・ガイのかわりとなるメンバーを1999年4月に公開オーデションという形をとって募集した。

そこで選ばれたのがユン・ウネで、当時中学3年生だったウネが合流したことで、今まで不安定だった「ベイビーボックス」のイメージがここに完成する。

3集 Come Come Come Baby のヒット状況

1999年7月に、カムバックしたベイビーボックスは3集『Come Come Come Baby』からのリーダー曲である”Get Up”でカムバックする。

“Get Up”は、前作に引き続きキム・ヒョンソクが作曲、作詞にJYP(パク・チニョン)を擁したファンキーポップチューンで、キム・イジの胸が露出した衣装とダンスはインターネットで話題となり、中毒性のあるリフレインは今、世界を席巻しているK-POPの原型といえるのではないだろうか。

1999年8月3日、アルバム発売から3週間たたないうちに”Get Up”は、KBSミュージックバンクで1位を獲得し、続く9月に後続曲”Killer”も初登場7位のあと1位、KBSミュージックバンクで2週連続1位、KMショーミュージックタンクでは3週間連続1位を記録し、全音楽番組を制覇した。

冬には、バラード曲”Missing You”でチャート10位以内に入る健闘をみせて、3集活動を終了する。

1999年、アイスクリームとハンバーガーハディースなど4本ものCM契約をしていたことから、当時のベイビーボックスの人気のほどがうかがえる。

ベイビーボックスのアンチファンの急増

この時期のベイビーボックスは、第1期の黄金期と呼ぶべき人気だったが、それがあだとなる事件が起こる。

当時、韓国音楽界では一組の男性アイドルが「若者の教祖的存在」として絶対的な人気とカリスマをほこる伝統があった。

最初にソテジ・ワ・アイドゥルが社会現象となり、社会問題にまで言及し初めての10代の代弁者となったのち解散。

それを受け継ぐかのように1996年にデビューした男性5人組『H.O.T(エイチオーティー)』は、メンバー自ら作詞作曲、振り付けまでこなすアイドルで、こちらも白いパーカーに身を包んだカルト宗教なみのファンを大量に生み出すこととなる。

そのHOTメンバーの中心人物であるムン・ヒジュンと、当時17歳だったベイビーボックスのメンバー「カン・ミヨン」が突如スキャンダルにつつまれる。

後続曲”Killer”で活動を再開した9月には、匿名のアンチファンが「殺してやる」と書いた血文字とカミソリの刃を8個郵送したり、ショッピングセンターでのファンサイン会の帰りに4~5人の女子学生から、ベイビーボックスメンバーが汚物を投げつけられたり、他のサイン会ではカン・ミヨンに握手を求めていたアンチファンが、カミソリで彼女の手を傷つけたりとエスカレートした。

この事件は、連日MBCニュースなどで報道され、HOTの一部のファンはベイビーボックスに対して、「顔に硫酸をまく」など脅迫を続けたため、ソウル江南警察署は殺害脅迫事件として捜査を開始するほど事態は深刻化したのだった。

インターネットが普及しはじめた韓国ならではの、噂がうわさを呼ぶ怪事件だったがDRミュージック側もHOT側も「交際の根拠はまったくない」と噂を一蹴したが、その後も熱狂的なHOTファンによるベイビーボックスへの嫌がらせは続いた。

皮肉なことに、このニュースが連日報道されたことで、ベイビーボックスの名前と存在が老若男女すべての世代の知るところとなる。

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BABY V.O.X (ベイビーボックス)と同じ5人組のグループ

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